microCMS の X-API-KEY リニューアルに合わせて Vercel の設定と Gatsby のプロジェクトを更新する

メール通知で microCMS の X-API-KEY がリニューアルされたという通知を受け取って対応することにしました。

従来のX-API-KEY, X-WRITE-API-KEY, X-DRAFT-KEYは統合され、X-MICROCMS-API-KEYに変更となります。

APIキーをX-MICROCMS-API-KEYへとリニューアルしました。 | microCMSブログ

とのことなので、これに対応することにします。

microCMS

まずは microCMS 側の作業。新しいAPIキーを発行し直します。

APIキーの一覧
APIキーの一覧

「APIキー管理」のAPIキーの一覧で「旧X-API-KEY」があることを確認。

APIキーの詳細
APIキーの詳細

選択して詳細画面から「削除」を選択。

続いて新しいAPIキーを発行し直します。

新X-MICROCMS-API-KEYの発行
新X-MICROCMS-API-KEYの発行

X-MICROCMS-API-KEY を発行します。今回はAPI経由では参照しかしないので GET のみの権限とします。

APIキーをコピー
APIキーをコピー

発行されたAPIキーをコピーして控えます。

これで microCMS 側の作業は完了です。

Vercel

続いて Vercel にログインします。

Vercel の環境変数の一覧
Vercel の環境変数の一覧

プロジェクトの「Settings」から「Enviroment Variables」に進みます。

API_KEYの変更
API_KEYの変更

API_KEYの値を先ほど控えた値に変更します。

これでOKかと思ったのですが……。

00:03:22.489    error microCMS API ERROR:
00:03:22.489    statusCode: 401
00:03:22.489    message: X-MICROCMS-API-KEY header is invalid.
00:03:22.492    not finished source and transform nodes - 1.046s
00:03:23.631    Error: Command "npm run build" exited with 1

ビルドログを見ると 401エラー でコケていますね。認証に失敗しているようです。

検索すると、 Gatsby の microCMS 連携のパッケージも更新しないといけないとのこと。

Gatsby プロジェクト

そこで該当パッケージのバージョンをアップデートします。

  "dependencies": {
    // 略
    "gatsby-source-microcms": "^1.2.1",
    // 略
  }

gatsby-source-microcms

  "dependencies": {
    // 略
    "gatsby-source-microcms": "^2.0.0",
    // 略
  }

2.0.0 にアップデート。

これでビルドを走らせ、正常に完了することを確認しました。

参考

Vercel に関しては自分の過去の記事も参考にして辿りつつ……。

この記事を書いた人

アルム=バンド

フロントエンド・バックエンド・サーバエンジニア。LAMPやNodeからWP、Gulpを使ってejs,Scss,JSのコーディングまで一通り。たまにRasPiで遊んだり、趣味で開発したり。