AskPass.exe のエラー関係の対処の続きです。
エラーでフォーカスが外れて入力を邪魔されることはなくなりましたが、一瞬表示されては消えるダイアログが気になるので、追加調査です。
相変わらず認証情報で何らかの問題が発生していると考えられるため、認証情報周りの状況を確認します。
ます、何によって Git の認証情報が管理されているか確認します。
> git config --list
## 略
credential.helper=manager
## 略
今回は Windows PC なので manager
は「Git Credential Manager for Windows」を指すことになります。
また、検索すると git config --show-origin --get credential.helper
のコマンドから辿っていくこともできます。
> git config --show-origin --get credential.helper
file:PATH/TO/Users/<USERNAME>/.gitconfig manager
ユーザディレクトリ直下の .gitconfig
に情報がある、と出ます。
[credential]
helper = manager
.gitconfig
を見ると、こちらも manager
になっていることが確認できます。
上述より「Git Credential Manager for Windows」であることが分かったので、次にその情報を確認します。
「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「資格情報の管理」を開き、「Windows 資格情報」をクリックします。
この中に Git 関連の資格情報も含まれています。……が、特に怪しい情報はなし。
Git の認証情報の管理の仕方は分かりましたが、今回は原因究明には至りませんでした。
追記
その後、 SourceTree で開いているリポジトリを一つずつ調べていった結果、ユーザ名をコピペミスで間違えていたリポジトリを発見しました。
これが原因 (開きっ放しにしているリポジトリのリモートリポジトリに該当するユーザ名が SorceTree で管理されていない → AskPass.exe でエラーが多発(or 認証画面ダイアログが表示されては一瞬で消えるを繰り返す)) な気がしてきました。
ユーザ名のミスを修正して、またこれで様子見にしたいと思います。