npm scripts
の内容やgulpのタスクを分割・整理しました。
「Kamimai」は
- gulpタスクを常駐させ
- 特定ディレクトリ下のMarkdownを監視し
- PDFに変換し、かつPDFを埋め込んだHTMLページも作成
- 3.で生成されたページをbrowsersyncで自動リロードし
- PDFの見た目をプレビューしながら、Markdownを編集する
git clone
してnpm i -D
してnpm start
すればサンプルのPDFとページが表示されます。
ついでに「これで最終形態だ!」と思ったら、gulp mallet
と実行することで、ライブプレビューのためのディレクトリdist/pdf/
内ではなく、results/
という最終結果用のディレクトリに改めてPDFを生成することができます。
逆に、dist/
以下など、自動的に生成されたファイル一式を削除して、ソースだけのまっさらな状態に戻したい場合はnpm run budayu
とすれば削除できます。
さて、名前ですがmarkdonからPDFを生成するので、紙がひとりでに舞う怪異の名前を拝借して「Kamimai」としました、というのは前のブログでも書いた通り。 紙舞の元ネタは『稲生物怪録絵巻』の一場面とされます。そのため、Kamimaiを起動するための下準備のコマンドには怪異を起こした大元締めの名前を拝借して
sanmoto gorouzaemon
。
逆に生成物を削除するには怪異を目の当たりにしても動じなかったbudayu
。
最終結果は怪異を起こした張本人の力を借りることができる小槌からmallet
(木槌)、という怪異に溢れたツールになっています。
アップデートしたついでに、新しいブログに改めて書いておこうと思い筆を執った次第。