あるとき、リポジトリからコードを拾ってきて修正して Lint をかけました。
1:18 × Delete "␍" prettier/prettier
2:1 × Delete "␍" prettier/prettier
3:3 × Delete "␍" prettier/prettier
4:10 × Delete "␍" prettier/prettier
5:10 × Delete "␍" prettier/prettier
6:3 × Delete "␍" prettier/prettier
7:1 × Delete "␍" prettier/prettier
8:3 × Delete "␍" prettier/prettier
9:12 × Delete "␍" prettier/prettier
10:10 × Delete "␍" prettier/prettier
11:4 × Delete "␍" prettier/prettier
12:108 × Delete "␍" prettier/prettier
13:4 × Delete "␍" prettier/prettier
14:3 × Delete "␍" prettier/prettier
15:1 × Delete "␍" prettier/prettier
## 略
…… Git for Windows をインストールする際にデフォルトの Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
を選択していたために、 \r
が付与され、改行ごとに怒られるという鬼のようなLint結果になってしまいました。
これを阻止するため、 Git での改行コードの扱いを変更します。
> git config --global core.autocrlf input
これだけ。設定で操作するパラメータは autocrlf
で、このパラメータには以下の3つを指定することが可能です。
設定 | チェックアウト時 | コミット時 |
---|---|---|
true | \n -> \r\n | \r\n -> \n |
input | 変換しない | \r\n -> \n |
false | 変換しない | 変換しない |
デフォルトは上述の true
になっています。この設定だと、チェックアウト時に \r\n
に変換されるため、そのままコードを修正し、(改行コードを \n
指定の)Lintを走らせると冒頭のような結果になります。
Webのフロントエンドですとサーバは基本 Linux 系なので \n
ですし、開発環境側(エディタ)も \n
対応していますから、もはや \r\n
に変換する必要はほとんどないと思われます。
ということで、チェックアウト時に変換しない input
を選択(もちろん、Gitサーバ上にあるコードが \n
になっていることが前提)。
これで次からは怒られなくなるはず。