セッション
1. きっと誰にでも簡単にできるWPへの貢献
- 登壇者: 高木 光様
- 資料:
内容
- WordPressはオープンソース
- 世界中の「貢献(contribute)」により成り立っている(「貢献」はボランティア)
- 仕事とは別に行っているケースも想像される
- 色々大変なはず……
- 何か力になれることはあるか?
- 例:
- 開発
- 翻訳
- ドキュメント
- サポート
- etc.
- →ハイレベルなイメージ
- 誰にでもできそうなものはあるか?
- 普段お世話になっているテーマ・プラグインにフィードバック
- レビュー: プラグイン選定の参考情報となる
- サポートフォーラムで質問する
- 質問と回答が共有される
- 寄付をする
- 作者の実利になる
- 直接フィードバックを届ける
- 公式フォーラムの方が好まれるケースもあるので留意
- Slackなどのコミュニティを持っている場合はそこで、というのも手
- Githubにスターを付ける
- Star(★)を付ける
- ブログやSNSで紹介する
- 普段お世話になっているテーマ・プラグインにフィードバック
- 例:
- みんなでよりよくしていく
- できることからやってみよう
2. 自作WordPressテーマを人気テーマにしたい妄想話
- 登壇者: よしあかつき(Yoshiaki Ogata)様
内容
- 来年こそyStandardを人気テーマにしたい
- TweetDeck – Wikipediaを使って情報収集
- WordPressツイートでよく見かけるテーマの特徴
- 有料
- SEO対策済み
- HTMLレベルでのSEO対策はどのテーマでもそこまで差はない?
- 簡単入力機能付き(クラシックエディタ)
- 便利ショートコード
- ボタンクリックでプロデザイナーが作成したようなサイトができる
- 下3つはブロックで何とかなるのでは……
- WordPressツイートでよく見かけるテーマの特徴
- これからのテーマ選びはテーマの機能よりブロック
- ブロックだけを提供するプラグインも増えるはず
- 個人的に思っているブロックエディタを使い易くするための工夫
- カラーパレット
- 使える色の選択肢が多いと嬉しい。が、多過ぎると操作が煩雑になるので程々で。
- yStandardはカラーパレットの色自体選択できる
- テキストサイズ
- 大中小のようなプルダウンで
- 大きい文字が大き過ぎない方が良い
- 幅広、全幅設定
- 本文だけが表示できるテンプレート
- ページタイトルやアイキャッチ、公開日付などが表示されないページテンプレートだとブロックを有効活用できる
- カラーパレット
- 個人的に思っているブロックエディタを使い易くするための工夫
- ブロックだけを提供するプラグインも増えるはず
- 今後はブロック追加!
- 吹き出し、Q&A、ステップなど
- やりたいことがいっぱい
- Trelloの公開ボードと投票機能を使って優先対応の参考に: yStandard | Trello
- 課題:
- Trelloアカウント必要
- みんなTrelloを使ってるってワケでは……
- 今後フォーラム設置・投票機能を用意する予定
- 課題:
- お知らせの記事を追加するのが大変
- バグ修正で1行は心苦しい
- かといってまとめようとすると改修が遅れる……
- Twitterで情報をこまめに: yStandard(@wp_ystandard)さん | Twitter
- アップデート履歴を見られるページを作成: アップデート履歴 | yStandard
- Trelloの公開ボードと投票機能を使って優先対応の参考に: yStandard | Trello
- コンセプトは大切に
3. 絶対大事!WordPressセキュリティ対策!
- 登壇者: 家富 正幸様
内容
- こんなサイトが危ない
- サンプル事例
- 管理者IDが
admin
- パスワードが
admin
- 設置後15分でハックされた(!)
- 管理者IDが
- あるあるケース
- パスワードが英語・数字どちらかのみ
- 脆弱性のあるプラグインを使用している
- DB管理ツールが無造作においてある
- サンプル事例
- 対策していない限りWordPressのユーザはすぐ分かる
- どこから分かるか?
- 投稿者アーカイブ
- WP REST API
- ユーザ名が分かればブルートフォース等で……
- どこから分かるか?
- プラグインの脆弱性
- 例:
- Yuzo Related Posts
- XSS脆弱性(今年3月)
- Easy WP SMTP
- 未認証ユーザの管理者ログイン
- ※2019/4頃。現在は修正されている
- Yuzo Related Posts
- 例:
- IPAにたくさん出てくる
- 例: JVN iPedia – 脆弱性対策情報データベース
- プラグインが増えれば増えるほど母数は上がる
- プラグインは何のために入れたかきちんと把握すること
- 例: JVN iPedia – 脆弱性対策情報データベース
- DB管理ツール
- adminer.php
- phpMyAdmin
- あまり置かないほうが良い
- DB内にJSの不正なコードを入れられるケース増
- 対策
- WP SiteGuard Plugin
- 日本のWAFソフト開発会社が提供
- ログインURL変更ができる
- CAPTCHA追加やエラーメッセージの秘匿化などがスイッチ1つで追加できる
- 日本のWAFソフト開発会社が提供
- IP GEO BLOCK
- 管理画面や
wp-ajax
への不正アクセスを国コードで遮断できる - テーマディレクトリやプラグインディレクトリの直接アクセスも遮断できる
- 必要に応じてフロント側も遮断できる
- ログ化して後から確認できる
- 管理画面や
- その他の対策
- WP REST APIのユーザは無効化する
- 投稿者アーカイブを使っていなければ制限する
wp-config.php
はパーミッションを400等にしておく。場所を移動をする。wp-config.php
にdefine('DISALLOW_FILE_EDIT', true);
を書いておく
- WP SiteGuard Plugin
- 強いパスワードが一番大事!
- 例: 12桁ランダム英数字